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いいかんじ

いいへんじのひとです、いいかんじです

前夜

ワンピースを着た。いつもよりも時間をかけてお化粧をした。美味しいものを食べた。ずっと会いたかったひとに会って、お話をした。だれかのためのものだと、つねづね思っていることを、今日は、わたしのためにした。今日は、ゆるしてほしかった。

いつだって、あきらめたふりをしながら、ほんとうはどこかで、気づいてほしい、ゆるしてほしいと思っている。わたしだけでは、わたしをゆるせないから、あなたに、気づいてほしいと思っている。いつだって。

ただ、わたしが思っているよりも、わたしをゆるしてくれるひとはたくさんいて、ここ最近は、それに気づけるようになって、素直にありがとうと言えるようになってきた気がする。意地を張ったり、ごめんなさいと言うよりも、きちんとありがとうをして、その分、わたしもそのひとをゆるしてあげられたらいい。そのほうが、ぜったいにハッピーだ。素直になる、なんて、大人になることと、反対のことだと思っていたけれど、どうやらちがったみたい。

気づいてくれるひとがいる、ゆるしてくれるひとがいる、そのことに気づけることがしあわせだ。満たされている、いま、とても。

だから、また明日、だれかのために、起き上がって、布団から這い出して、生きようって思うし、それこそがきっと、最高の「わたしのため」なんだと思う。

最高の一週間にします。